キャッチフレーズ 「みんな、いい方向に!」
Yokohama(横浜)Peer(ピア)Staff(スタッフ)を略してYPSとも呼んでいます。 YPSは2015年11月に設立されましたが、任意団体で、2021 年にさざなみ会の一事業として位置づけられるようになりました。まだ正式に事務所を構えていないので、一体どこに存在しているか、不思議に思われる方もいらっしゃるでしょう。YPS は主に夜の時間になると現れ、再び消えていく、そんなイメージがあるかもしれません。
そんな YPS ですが、実はメール会員が約 400 人いるのが自慢な、「自称カオスな奴ら」です。カオスは “熱気のある多様性” と言い換えたら、まさに今の社会が求める集団としてピッタリだとは思いませんか!?ちなみに、YPS が掲げているスローガンは「みんな、いい方向に!」です。これは、YPS の会長である住友さんが、とあるイベントで言い放ち、会場に大きな波紋を呼んだという伝説があります。私たちは愛着を持って、その言葉を口にしています。
YPS は伝説が生み出されたイベントの他にも、たくさんの企画をしています。むしろ現時点では、9 割は企画です。神奈川ピアネットワークの祭典「神奈川ピアまつり」、ピア養成講座「ピアマスター」、エンタメ系プログラム「イソット」、定例会でお馴染みの「今夜は恋愛シリーズ」、各種「ワンダーランドシリーズ」などです。
話の脱線ばかりする事務局会議も毎月あります。共通することとして、楽しさを大事にしながらも、ピア(仲間)とは何だろうか?と頭をよぎる瞬間もあり、でも結局は楽しいからいいや!で落ち着くところです。これらがカオスを生み出しているのかもしれません。突き詰めると「どうでもいい」という感覚が大事だと、とある人類学の研究でも言われています。
2021 年度、私たちは、ピアトランプを制作しました。「ピアあるある」を絵札に散りばめたトランプです。ピアの強みである「共感」することについて遊びながら感じてもらおうというのが狙いで作りました。人は誰かを 100 パーセント共感することはありえませんが、それはそれでその人の個性だと考えることも醍醐味だと思います。制作は半年がかりで、シャロームの家、森の庭、ピアーズ、シャローム港南をお借りしながら、ミーティングを 10 回行いました。「ひとりになりたい、けど、ひとりはイヤ」「共感できないあなたに共感します」等、皆さんの思いや生き様が詰まった絵札に思いを馳せてみてください。ぜひ、工房タッチでもトランプで遊ぶ企画をしてみたいですね!
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